こんにちは!
Javaは依然として非常に重要なプログラミング言語の一つです。
エンタープライズアプリケーションからAndroidモバイルアプリ、大規模なシステム開発まで、幅広い分野で活用されています。
また、既存のアプリケーションでもJavaで構築されたシステムは多く存在しているため、維持メンテ / エンハンス(既存のシステムをいい感じに改修するイメージです)の場面でも需要が高いです。
プログラミングの世界への第一歩を踏み出したい方、あるいは他の言語を経験していてJavaの導入書籍を探している方には、『Java[完全]入門』はまさに最適な一冊と言えるでしょう。

『Java[完全]入門』はこんな人におすすめ
・ プログラミングを全く初めて学ぶ初心者
・ 他の言語の経験はあるがJavaは初めてという方
・ Javaの基礎をしっかりと学び直したい方
・ 将来的にJavaを使った開発に携わりたいと考えている方
この本を読むと何ができるようになる?
・ Javaの基本的な文法を理解し、簡単なプログラムを書けるようになる
・ 開発環境の構築方法を習得できる
・ オブジェクト指向プログラミングの基礎を学べる
・ 実務で必要となるJavaの基礎知識を身につけることができる
書籍の基本情報:一目でわかる『Java[完全]入門』の概要
『Java[完全]入門』は、その名の通り、そんなJavaプログラミングを基礎から徹底的に学びたい人のための入門書です。
・ タイトル: Java[完全]入門
・ 著者: 松浦健一郎、司ゆき
・ 出版社: SBクリエイティブ
・ 発行日: 2024年3月2日
・ 価格: 2,948円(税込)
・ ページ数: 600ページ
・ 対応バージョン: JDK21
本書は開発環境の導入から始まり、Java言語の基礎を丁寧に解説することで、プログラミング初心者でも安心して学習に取り組めるように構成されています。
特に「つまずきやすい箇所」に特化した解説が特徴で、学習の難所をスムーズに乗り越えられるようサポートしてくれます。
著者の経歴と専門性
松浦健一郎氏のプロフィール
松浦健一郎氏は東京大学工学系研究科電子工学専攻を修了後、並列コンピューティング(ざっくりとしたイメージは、コンピュータにの処理を細分化して、同時に実行するイメージです。)やゲームプログラミングを専門として活動されています。
研究所勤務を経て、現在はプログラマー、ライター、講師として幅広く活躍中です。
・ 企業や研究機関向けのソフトウェア開発
・ プログラミング関連書籍・記事の執筆(著書多数)
・ プログラミング講師としての活動
Python、CUDA、Scala、C/C++、Java、Kotlin、PHPなど、多様なプログラミング言語の経験を持ち、幅広い視野からJavaを解説しています。
司ゆき氏のプロフィール
司ゆき氏は東京大学理学系研究科情報科学専攻を修了し、情報科学、人工知能、ゲームデザインに関する書籍や研修用テキストの執筆で豊富な実績を持っています。
・ 松浦健一郎氏との共著多数
・ 『基礎からのサーブレット/JSP』や『親子で学ぶ IT社会のしくみ図鑑』など多様な著作
・ 複雑な技術的内容を初心者にもわかりやすく解説されています
二人の著者がそれぞれの専門知識と経験を組み合わせることで、本書はJavaの基礎をしっかりと解説するだけでなく、より広い視野からプログラミングを捉える視点も提供しています。
参考サイト
ご参考までに、松浦様と司様のWEBサイト(ひぐぺん工房)をご紹介します!
以下のボタンを押下すると、サイトにアクセスすることができます。
今までの書籍や業務経歴など参照することが可能です。
『Java[完全]入門』の3つの強み
1. 初心者にも理解できる「わかりやすさ」
まず第一に、本書の「わかりやすさ」です。
丁寧かつ平易な言葉での解説により、プログラミング初心者でも無理なく読み進めることができます。
重要な箇所がフルカラーで強調されている点も、視覚的な理解を助け、学習効率を高めています。
開発環境の準備からステップバイステップで解説されているため、初めてJavaに触れる方でも安心してスタートできるでしょう。
2. 実践的な「練習問題の質」
各章の終わりには、学習内容の理解度を確認するための実践的な練習問題が用意されており、巻末には解答例も掲載されています。
これらの練習問題は、単にコードを書くだけでなく、「クラス名として使用できないものは?」といった言語ルールに関する問題も含まれており、基礎知識の定着に役立ちます。
実際の開発現場を想定した内容となっている点も踏まえられており、学んだ知識をどう実践に活かすかを意識しながら学習を進められます。
3. 体系的な構成と信頼性
全体の章構成や説明の順序が、初心者が段階的に理解を深められるように体系的に設計されています。
Java言語の文法説明と基本的なライブラリをカバーし、JDK21に対応しています。
サンプルコードもあるため、自分の記述したコードとの答え合わせも、容易にでき学習を進めやすいです。
私の感じたデメリット
やはり、全ての人のどんな場面にも適した教科書。というのはなかなかないものでして、どうしても一長一短はあります。
私の感じたデメリット(物足りなさ)は以下の通りです。
メリット | デメリット |
初心者にもわかりやすい丁寧な解説 (開発環境の構築から基礎まで網羅的に学べる) | 中級者には内容が物足りない可能性あり |
豊富なサンプルプログラムと練習問題で実践的に学べる | より高度なトピック(フレームワークなど)の解説は少ない |
JDK21に対応した最新情報 | ビルドツール、テスト、GUI、Javadocといった周辺知識の扱いが少ない |
体系的な構成で学習しやすい | オブジェクト指向、関数型プログラミングに関する深い考察は限られている |
まとめ
『Java[完全]入門』は、プログラミング初心者からJavaの基礎をしっかりと学びたい方にとって、非常におすすめの一冊です。
丁寧でわかりやすい解説、豊富な練習問題、そして体系的な構成は、学習者が無理なくJavaの世界に入り、着実にスキルアップしていくための強力なサポートとなるでしょう。
もしあなたがJavaプログラミングに興味を持ち、一歩を踏み出したいと考えているなら、ぜひ『Java[完全]入門』を手に取ってみてください。
この本が、あなたのプログラミング学習の旅を力強く後押ししてくれるはずです。ぜひ本書を手に取って、Javaの学習をスタートしてみませんか?
あなたキャリアアップを応援しています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
